長すぎれば扱いにくく、短すぎればバランスを取りにくい。長さを間違えると邪魔なアイテムになってしまいますが、サイズが合っていれば頼りになるアイテムです。
サイズの選び方はメーカーによっては推奨の方法を持っています。一般的には身長から50cm引いたくらいのサイズになります。身長が170cmの人ならサイズ120cm、175cmの人ならサイズ125cmとなりますがモデルによっては5cm刻みではなく3cm~4cmのサイズピッチのものもありますから±2cmくらいで考えておいてください。
スキーポールのグリップ(握るところ)を下にして先端付近にあるリングの下を握ったときに肘が直角になるくらいが適正だというサイズチェック方法もあります。
値段も安いものから非常に高価なものまでさまざまです。値段の違いは一概には言えませんが使っている素材や成形方法によるものでしょう。カーボンなど素材を使っているものは非常に軽量で扱いやすくなりますし、スイングバランスなども考慮されています。ただし初心者のスキーヤーは転ぶことも多くスキーポールを曲げてしまうこともあるのであまり高価なものを購入する必要はないでしょう。
スキーをするときにはストラップに手を通してリフトの上で誤って手を離しても落ちないようしたり、転んでもスキーポールだけがゲレンデを滑落していったりしないようにしておきましょう。
最近はグリップの形状に工夫がされ、より握りやすくしてあるものや、サイズを調整できる機能がついているモデルもありますからお店で確認してみてください。
購入時は実際にグリップを握って軽く振ってみましょう。