製造から5年程度で、強度が低下する場合があります。スキーブーツには、機能性を考慮しプラスチックが本体や部品に多く使用されていますが、その強度は、年月とともに徐々に低下(経年劣化)し、破損に至ることがあります。このめやすは、使用されている素材により異なりますが、製造から5年程度。ご使用には、充分ご注意ください。「安全で楽しいスキーライフ」のために、日頃からのご注意と正しいメンテナンスをお願いします。
スキーの前は安全のため、簡単にできる
「経年劣化」チェックをお忘れなく!
「経年劣化」チェック̶ ①
スキーブーツ本体・部品の表皮にヒビが生じていないかをチェック
「経年劣化」チェック̶ ②
本体・部品の表皮に白濁、光沢に著しい衰退がないかをチェック
「経年劣化」チェック̶ ③
ご使用前に自宅で履いてスキー動作を数回繰り返し異常がないかをチェック
ご使用上の注意
●ご使用の前後には、ブーツ本体・バックル等に異常がないか点検してください。
●高温の場所に置くと変形したり、素材の劣化を早める場合があります。
乾かす際には、ストーブやスチーム等の高温場所に近付けないでください。
メンテナンスの方法
●汚れは水に浸した布や柔らかいスポンジで拭き取ってください。
●汚れ落としに、ベンジンやシンナー等の溶剤を使用しないでください。
●シェルとインナーブーツはそれぞれ直射日光を避けて、風通しのよい場所で充分に乾燥させてください。
●日の当たらない場所に保管してください。この場合、ビニール袋などでブーツを密封しないでください。
スキー、ビンディング、スキーブーツの取り扱いに関するお願い。
●ご使用の前後にそれぞれのシステムをよく点検し、異常を見つけた場合は使用を中止し、販売店などにご相談ください。
●取扱説明書をよくご覧の上、ご使用上の注意やメンテナンスの方法をお守りください。
●ご不明な点は、販売店やメーカーにお尋ねください。